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汁椀
ふりがな文庫
“汁椀”の読み方と例文
読み方
割合
しるわん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しるわん
(逆引き)
その膳の
汁椀
(
しるわん
)
の
側
(
そば
)
に、名刺が一枚載せてある。大石はちょいと手に取って名前を読んで、黙って女中の顔を見た。女中はこう云った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
亭主は食べ
了
(
おわ
)
った茶碗に湯を注ぎ、それを
汁椀
(
しるわん
)
にあけて飲み尽し、やがて
箱膳
(
はこぜん
)
の中から
布巾
(
ふきん
)
を取出して、茶碗も
箸
(
はし
)
も自分で
拭
(
ふ
)
いて納めた。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
諸君と共に二列に差向って、
饌
(
ぜん
)
に就く。大きな黒塗の椀に
堆
(
うずたか
)
く飯を盛ってある。
汁椀
(
しるわん
)
は豆腐と
茄子
(
なす
)
と
油揚
(
あぶらあげ
)
のつゆで、向うに
沢庵
(
たくあん
)
が二切つけてある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
汁椀(しるわん)の例文をもっと
(9作品)
見る
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
椀
漢検準1級
部首:⽊
12画
“汁”で始まる語句
汁
汁粉
汁粉屋
汁気
汁物
汁講
汁液
汁鍋
汁注
汁加减
検索の候補
味噌汁椀
“汁椀”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
伊藤左千夫
長塚節
国木田独歩
島崎藤村
吉川英治
森鴎外