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汁気
ふりがな文庫
“汁気”の読み方と例文
読み方
割合
しるけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しるけ
(逆引き)
それからまた、血のしたたる
汁気
(
しるけ
)
のある不思議な物がこしらえられる料理場もあり、ばかげた恐ろしい
噺
(
はなし
)
をしてくれる
老婢
(
ろうひ
)
もいた……。ついに晩となる。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
大したお金でしたわい! 乾した桜んぼだって、あの
頃
(
ころ
)
は柔らかくてな、
汁気
(
しるけ
)
があって、甘味があって、よい香りでしたよ。……あの頃は、こさえ方を知っていたのでな……
桜の園
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
時間
潰
(
つぶ
)
しであり、まためいめい自分で知られる方がよいのだが、大体に日本人の食物などは、近世に入ってから追々と柔かくなり、甘くなり、且つ温かくて
汁気
(
しるけ
)
の多いものになってきている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
汁気(しるけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
汁
常用漢字
中学
部首:⽔
5画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“汁気”で始まる語句
汁気がたっぷり
“汁気”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
アントン・チェーホフ
柳田国男
夏目漱石
寺田寅彦