“拳銃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ピストル82.7%
けんじゅう10.7%
ぴすとる1.3%
コルト1.3%
ハジキ1.3%
ビストル1.3%
レボルバ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それから、窓は相当に高いから、背の低い岡崎さんでは、三角棚の上から拳銃ピストルを取ることも、狙いを定めることも、六つかしい」
音波の殺人 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
彼女が初めに一つ火蓋ひぶたを切ってから、ひどくおびえて拳銃けんじゅうを下げ、死人のように青くなって彼を凝視していた、あの時と寸分ちがわぬ姿だった。
電気の光りで大きい手を右のポケットに突っこんで拳銃ぴすとるを握るのがちらっと栗本に見えた。
氷河 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
五郎はその足でそっと父の書斎へ入ると、大卓子テーブル抽出ひきだし拳銃コルトを取り出し、弾丸たまを装填して自分の部屋へ帰った。朝食のときも、父には何も話さなかった。そして普段の通り学校へ出かけた。
劇団「笑う妖魔」 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
おつけなさいよ。二人とも拳銃ハジキを持ってますぜ。下手に生捕にしようなどと思ったら、えらい目に逢うよ。なにしろ、あいつは名人だそうだから……
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
探偵はひらりと体をかわし、扉口に拳銃ビストルを擬して立っていた部下を差招いた。
赤い手 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その拳銃レボルバにわたくしの指紋を附けて、足跡を消しておいでになったとしても、間もなく狭山様がお帰りになって、その銃口のれた、新しい拳銃レボルバを御覧になれば
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)