“ぴすとる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ピストル
語句割合
短銃80.0%
拳銃20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寄て見ると左の拇指と人指し指とをいためて居りました——。えんから飛出した時暗がりから不意にり付けたのを短銃ぴすとるで受止めたが切先きが余つてきずつひたのです——。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
其時若し彼れがいえ短銃ぴすとるでは有ません短剣でしたと答えたなら貴方がたも之ほどまで彼れを無罪とは思わず彼れの工夫が破れて仕舞いましょう
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
電気の光りで大きい手を右のポケットに突っこんで拳銃ぴすとるを握るのがちらっと栗本に見えた。
氷河 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)