“けんじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
拳銃80.0%
虔十10.0%
謇渋10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく拳銃けんじゅうが寝床に置いてあったのを、持って来れば好かったと思ったが、好奇心がそれを取りに帰る程の余裕を与えないし、それを取りに帰ったら
鼠坂 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
虔十けんじゅう、杉ぁ植える時、掘らなぃばわがなぃんだじゃ。明日まで待て。おれ、苗買って来てやるがら。」
虔十公園林 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
だ異なるは前者の口舌の謇渋けんじゅうなるに反して後者は座談に長じ云々と、看方みかたに由れば多少鴎外をけなして私を揚げるような筆法をろうした。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)