“けんじふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
虔十100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ丁度虔十けんじふの兄さんが畑から帰ってやって来ましたが林を見て思はず笑ひました。そしてぼんやり立ってゐる虔十にきげんよく云ひました。
虔十公園林 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
虔十けんじふ、杉ぁ植る時、掘らなぃばわがなぃんだぢゃ。明日まで待て。おれ、苗買って来てやるがら。」
虔十公園林 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
虔十けんじふはいつもなはの帯をしめてわらってもりの中や畑の間をゆっくりあるいてゐるのでした。
虔十公園林 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)