“薑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はじかみ58.3%
しょうが25.0%
ハジカミ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならば、この時すでに、家康と信康の父子は、内乱者の清掃を一気にかたづけて、疾風のごとく、はじかみはらまで、兵馬をすすめて来たからだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正餐には日本で最も美味な魚である鯛、新しい薩摩芋、やわらかくて美味な塩づけのしょうがの根、及び一種の小さな瓜と梅干とが出た。
「……生ふるハジカミクチひゞく 我は忘れじ」など言ふ行きあたりばつたりの序歌とは違うて、確かに見据ゑて居る。把握して居る。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)