“脣(くらびる)” の例文
続いて朋友(ほういう)、門人の銘々が赤彦君の脣(くらびる)を霑した。その時僕等は、病弱のゆゑに、師の臨終に参ずることの出来ない土田耕平(つちだかうへい)君をおもはざることを得なかつた。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)