“飯綱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いづな63.6%
いいづな36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は飯綱いいづな神社で、式内しきない水内郡みのちぐん皇足穂命すめたりほのみこと神社である。昔は飯綱いづな大明神、または飯綱権現と称し、先ず密教修験的の霊区であった。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
第三種(憑付ひょうふ編)狐憑きつねつき、人狐にんこ式神しきがみ狐遣きつねづかい、飯綱いづな、オサキ、犬神、狸憑たぬきつき、蛇持ち、人憑ひとつき、神憑かみがかり、魔憑まつき、天狗憑てんぐつ
妖怪学講義:02 緒言 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今は飯綱いいづな神社で、式内しきない水内郡みのちぐん皇足穂命すめたりほのみこと神社である。昔は飯綱いづな大明神、または飯綱権現と称し、先ず密教修験的の霊区であった。
魔法修行者 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
この旅館が、秋葉山あきばさん三尺坊が、飯綱いいづな権現へ、客を、たちものにしたところへ打撞ぶつかったのであろう、泣くより笑いだ。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)