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妙味
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みょうみ
ふりがな文庫
“
妙味
(
みょうみ
)” の例文
本当に
沈着
(
ちんちゃく
)
な花です。思い切って、一度にぱっと開くことの出来ない花です。梅の花の
妙味
(
みょうみ
)
はそこにあるのだと思います。
季節の植物帳
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
ここに実に奥深い自然の
妙味
(
みょうみ
)
があるので、それですから我々はまずそのような自然のはたらきがどう起るかを研究し、それを知らなければなりません。
ロバート・ボイル
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
などゝ云う
冷罵
(
れいば
)
を、店員どもに浴びせられながら、一種の反抗心を以て
繙
(
ひもと
)
いたようなものゝ、己には実際、
此
(
こ
)
の有名なる
戯曲
(
ぎきょく
)
の
妙味
(
みょうみ
)
が、
何処
(
どこ
)
にあるのやら分らなかった。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
僕は人生の
妙味
(
みょうみ
)
とか真の幸福とかを重く思うから、むしろやわらかく握って、すなわち自分は引っ込む態度でなるべく人に譲るをもって人生の真味を味わい得るものと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“妙味”の意味
《名詞》
優れた味わいや趣。
(出典:Wiktionary)
妙
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“妙”で始まる語句
妙
妙齢
妙子
妙諦
妙見
妙義
妙薬
妙齡
妙音
妙高