“妙諦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みょうてい64.3%
みょうたい28.6%
めうてい7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、いかなぞん気ものでも吃驚びっくりして立止まるか静かにあるくかする。一挙両得、叱らずに叱られずにすむ妙諦みょうていである。
まあ、私について来るさ。とにかく何でもいいから、に落ちないものが見つかれば、それをまず解決して行くのがこの道の妙諦みょうたいなんだ。案外それが、直接的な重大な鍵を
断層顔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
碧巌録へきがんろくに、泥牛でいぎう海に入つて消息なし、と云ふもの、乃ちこの境の妙諦めうていを教へて実に遺憾なし。あゝ泥牛海に入つて消息なし、しかも其消息や宇宙に遍満せる也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)