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おちつき
ふりがな文庫
“おちつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
落着
29.1%
落付
25.5%
沈着
23.6%
落著
9.1%
沈静
5.5%
泰然
3.6%
落附
3.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落着
(逆引き)
結句は、「真熊野の船」という名詞止めで、「棚無し小船」などの止めと同じだが、「の」が入っているので、それだけの
落着
(
おちつき
)
がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
おちつき(落着)の例文をもっと
(16作品)
見る
落付
(逆引き)
須磨子は雪国の信濃に生れただけあつて、降り積る雪を押し分けて香ぐはしい顔を持ち上げる高原の花のやうな
落付
(
おちつき
)
と根強さとを持つてゐた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
おちつき(落付)の例文をもっと
(14作品)
見る
沈着
(逆引き)
老年らしい
沈着
(
おちつき
)
をもった父の様子に、半蔵もやや心を安んじて、この宿場の改革が避けがたいというのも一朝一夕に起こって来たものではないことや
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おちつき(沈着)の例文をもっと
(13作品)
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▼ すべて表示
落著
(逆引き)
ファッツ平気で象の
尸
(
しかばね
)
に
騎
(
の
)
っており、
落著
(
おちつき
)
払ってちょっと突いたらこの通り象は
躯
(
からだ
)
が大きいが造作もなく殺さるるものをと言う、国王叡感斜めならず、即時彼を元帥と
為
(
な
)
された
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
おちつき(落著)の例文をもっと
(5作品)
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沈静
(逆引き)
壺のやうに小さな茶室に有り余るほどゆつたりとした
余裕
(
ゆとり
)
と
沈静
(
おちつき
)
とを与へ、そこにゐる主客いづれもの気持に律動と諧調とを生みつけ、また日毎にめまぐるしくなりゆく現実の生活とは異つた
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
おちつき(沈静)の例文をもっと
(3作品)
見る
泰然
(逆引き)
十兵衞が出掛けてまゐるにも及びませぬ、圓道様にも爲右衞門様にも左様云ふて下され、大丈夫、大丈夫でござります、と
泰然
(
おちつき
)
はらつて身動きもせず答ふれば、七藏少し膨れ面して
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
おちつき(泰然)の例文をもっと
(2作品)
見る
落附
(逆引き)
はやるほど
猶
(
なほ
)
落附
(
おちつき
)
てお
友達
(
ともだち
)
の
誰
(
たれ
)
さま
御病氣
(
ごびやうき
)
ときく
格別
(
かくべつ
)
に
中
(
なか
)
の
好
(
よ
)
き
人
(
ひと
)
ではあり
是非
(
ぜひ
)
お
見舞
(
みまひ
)
申
(
まを
)
したく
存
(
ぞん
)
じますがと
許容
(
ゆるし
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
おちつき(落附)の例文をもっと
(2作品)
見る
“おちつき”の意味
《名詞》
落ち着いた態度。
安定した状態となること。
器物の座り具合。
《動詞》
「おちつく」の連用形。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おちつ
おちつい
らくちゃく
おちつく
ちんちゃく
ちんちやく
おとなし
ちんせい
ひつそり
たいぜん