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鞭打
ふりがな文庫
“鞭打”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むちう
86.5%
べんだ
8.1%
しば
2.7%
むちうち
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むちう
(逆引き)
と急がわしく
硯
(
すずり
)
を引き寄せ、手早く
認
(
したた
)
めたる電信三通、
婢
(
おんな
)
を呼び立ててすぐにと
鞭打
(
むちう
)
たぬばかりに追いやり、
煙管
(
きせる
)
も取らず茶も飲まず
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
鞭打(むちう)の例文をもっと
(32作品)
見る
べんだ
(逆引き)
まったく
拠
(
よ
)
り
所
(
どころ
)
を失った
大傷手
(
おおいたで
)
ではあったものの、同時に妙恵のこの一書が、いかに彼の滅失を
鞭打
(
べんだ
)
し励ましたことか、これも、はかり知れないものがある。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鞭打(べんだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
しば
(逆引き)
牛のすぐ後ろへ続いて、妻が大きな
手籠
(
てかご
)
をさげて牛の
尻
(
しり
)
を葉のついたままの
生
(
なま
)
の木枝で
鞭打
(
しば
)
きながら
往
(
ゆ
)
く、手籠の内から
雛鶏
(
ひよっこ
)
の頭か、さなくば
家鴨
(
あひる
)
の頭がのぞいている。
糸くず
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
鞭打(しば)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むちうち
(逆引き)
思えばそれは
嶮
(
けわ
)
しい道でもある。私の主体とは私自身だと知るのは、私を極度に厳粛にする。他人に対しては与え得ないきびしい
鞭打
(
むちうち
)
を与えざるを得ないものは
畢竟
(
ひっきょう
)
自身に対してだ。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
鞭打(むちうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“鞭”で始まる語句
鞭
鞭撻
鞭韃
鞭声粛々
鞭声
鞭影
鞭策
鞭索
鞭毛
鞭責
“鞭打”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
相馬泰三
ヴィクトル・ユゴー
ギ・ド・モーパッサン
吉川英治
倉田百三
大阪圭吉
泉鏡太郎
中島敦
徳田秋声