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鞭韃
ふりがな文庫
“鞭韃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べんたつ
66.7%
むち
16.7%
むちう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんたつ
(逆引き)
いつも互いに
鞭韃
(
べんたつ
)
し合うという風で、——おれたちが家督したら鳥羽藩に活きた政治をおこなおうぞ、などと云いあいしたものであった。
彩虹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鞭韃(べんたつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
むち
(逆引き)
堪忍
(
かんにん
)
強い父は黙って森彦叔父の
鞭韃
(
むち
)
を受けた。この叔父の癖で、言葉に力が入り過ぎるほど入った。それを聞いていると、お俊は
反
(
かえ
)
って不幸な父を
憐
(
あわれ
)
んだ。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鞭韃(むち)の例文をもっと
(1作品)
見る
むちう
(逆引き)
昔親切によく世話をして
遣
(
や
)
った多くの後輩の前にも、先生は黙って首を垂れて、「
鞭韃
(
むちう
)
て」と言わないばかりの眼付をする人に成った。
旧
(
ふる
)
い友達は大抵先生を捨てた。先生も旧い友達を捨てた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鞭韃(むちう)の例文をもっと
(1作品)
見る
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
韃
漢検準1級
部首:⾰
22画
“鞭”で始まる語句
鞭
鞭撻
鞭打
鞭声粛々
鞭声
鞭影
鞭策
鞭索
鞭責
鞭毛
“鞭韃”のふりがなが多い著者
服部之総
大隈重信
島崎藤村
山本周五郎