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鞭韃
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べんたつ
ふりがな文庫
“
鞭韃
(
べんたつ
)” の例文
いつも互いに
鞭韃
(
べんたつ
)
し合うという風で、——おれたちが家督したら鳥羽藩に活きた政治をおこなおうぞ、などと云いあいしたものであった。
彩虹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
そは
対手
(
あいて
)
の馬を打ちたるに非ず、己が馬に鞭ちて促進せるなり。かくの如く国民間にも
鞭韃
(
べんたつ
)
の必要あり。吾人の海軍は将来
益々
(
ますます
)
強からしむべし。
世界平和の趨勢
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
時の政権の将来にたいする満腹の同情と信頼があり、
鞭韃
(
べんたつ
)
がある。
福沢諭吉
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
少しの地位を得るともうすっかりその光栄に酔うてしまって
贅沢
(
ぜいたく
)
をしようとするような亡国的人士は、諸君の力で
鞭韃
(
べんたつ
)
して行くべきであるのに
青年の天下
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
韃
漢検準1級
部首:⾰
22画
“鞭”で始まる語句
鞭
鞭撻
鞭打
鞭声粛々
鞭声
鞭影
鞭策
鞭索
鞭責
鞭毛