“大傷手”の読み方と例文
読み方割合
おおいたで100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの大傷手をこうむりながら、なお自若として、わが陣前近く、三日にわたって、芝居(戦場)を踏まえているは、敵ながら天晴者よ。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
勝入がそれを示されたときは、すでに聟が軽々しい行動をやって、惨敗、また主将森の討死という大傷手を味方に見てしまった後なのであった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まったくを失った大傷手ではあったものの、同時に妙恵のこの一書が、いかに彼の滅失を鞭打し励ましたことか、これも、はかり知れないものがある。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)