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窓枠
ふりがな文庫
“窓枠”の読み方と例文
読み方
割合
まどわく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まどわく
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は一
切
(
さい
)
がくだらなくなつて、
讀
(
よ
)
みかけた
夕刊
(
ゆふかん
)
を
抛
(
はふ
)
り
出
(
だ
)
すと、
又
(
また
)
窓枠
(
まどわく
)
に
頭
(
あたま
)
を
靠
(
もた
)
せながら、
死
(
し
)
んだやうに
眼
(
め
)
をつぶつて、うつらうつらし
始
(
はじ
)
めた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
窓枠
(
まどわく
)
を丁度いい
額縁
(
がくぶち
)
にして、
鼠
(
ねずみ
)
がかった背景の奥からくっきりとその白い顔の浮び出ているのが非常に美しく見えたので、私はおもわず眼を伏せた。
三つの挿話
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
三沢は
団扇
(
うちわ
)
を使いながら、「
蝙蝠
(
こうもり
)
が飛んでやしないか」と云った。看護婦の白い服が窓の
傍
(
そば
)
まで動いて行って、その胴から上がちょっと
窓枠
(
まどわく
)
の外へ出た。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
窓枠(まどわく)の例文をもっと
(24作品)
見る
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
枠
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
“窓”で始まる語句
窓
窓硝子
窓際
窓掛
窓外
窓框
窓帷
窓側
窓下
窓辺
“窓枠”のふりがなが多い著者
エドガー・アラン・ポー
近松秋江
小林多喜二
大阪圭吉
海野十三
徳田秋声
谷崎潤一郎
島崎藤村
北原白秋
堀辰雄