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凶歉
ふりがな文庫
“凶歉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きようけん
66.7%
きょうけん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きようけん
(逆引き)
大阪は全国の生産物の融通分配を行つてゐる土地なので、どの地方に
凶歉
(
きようけん
)
があつても、すぐに大影響を
被
(
かうむ
)
る。市内の賤民が飢饉に苦むのに、官吏や富豪が奢侈を
恣
(
ほしいまゝ
)
にしてゐる。平八郎はそれを
憤
(
いきどほ
)
つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
前年は備後が
凶歉
(
きようけん
)
であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
凶歉(きようけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きょうけん
(逆引き)
奥羽
(
おうう
)
その外の
凶歉
(
きょうけん
)
のために、江戸は物価の騰貴した年なので、
心得違
(
こころえちがえ
)
のものが出来たのであろうと云うことになった。天保四年は
小売米
(
こうりまい
)
百文に五合五勺になった。
天明
(
てんめい
)
以後の
飢饉年
(
ききんどし
)
である。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
凶歉(きょうけん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“凶歉”の意味
《名詞》
農作物の出来が悪いこと。凶荒。
(出典:Wiktionary)
凶
常用漢字
中学
部首:⼐
4画
歉
漢検1級
部首:⽋
14画
“凶”で始まる語句
凶
凶事
凶兆
凶器
凶相
凶悪
凶報
凶作
凶変
凶暴