“雪辱”の読み方と例文
読み方割合
せつじょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「じゃア、何者なにものか、われわれの仲間なかまのものが、咲耶子さくやこをすくい、また、小太郎山こたろうざん雪辱せつじょくをしに、りこんでいったのだろうか」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
覆面の名探偵青竜王は雪辱せつじょくの決意に燃えて、いかなる活躍を始めようとするのか。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その日、○軍は二年越し△軍に負けていたのを見事雪辱せつじょくした。応援団は狂喜して文字通り手の舞い足の踏むところを知らない。新太郎君も寛一君も在学中歯ぎしりをし通した丈けに嬉しかった。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)