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雪辱
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せつじょく
ふりがな文庫
“
雪辱
(
せつじょく
)” の例文
「じゃア、
何者
(
なにもの
)
か、われわれの
仲間
(
なかま
)
のものが、
咲耶子
(
さくやこ
)
をすくい、また、
小太郎山
(
こたろうざん
)
の
雪辱
(
せつじょく
)
をしに、
斬
(
き
)
りこんでいったのだろうか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
覆面の名探偵青竜王は
雪辱
(
せつじょく
)
の決意に燃えて、いかなる活躍を始めようとするのか。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その日、○軍は二年越し△軍に負けていたのを見事
雪辱
(
せつじょく
)
した。応援団は狂喜して文字通り手の舞い足の踏むところを知らない。新太郎君も寛一君も在学中歯ぎしりをし通した丈けに嬉しかった。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
きょうを
雪辱
(
せつじょく
)
の日となす気が——
白布
(
しらぬの
)
につつまれた眉に見える。
燐
(
りん
)
となって、白い炎をたてているように見える。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛洲陰流
(
あいずかげりゅう
)
の
疋田浮月斎
(
ひきだふげつさい
)
が
雪辱
(
せつじょく
)
にでたが
敗
(
やぶ
)
れ、
香取流
(
かとりりゅう
)
のなにがしがまた敗れ、いよいよ
試合
(
しあい
)
がコジれだして、なにかただならぬ
凶雲
(
きょううん
)
を、この
結末
(
けつまつ
)
が
招
(
まね
)
きはしまいかとあんじられるほど
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ここ龍泉寺山は、その直後に、かれの本陣となり、赤い夕陽の下に、二万余の新鋭が、いざ、主力と主力との
雌雄
(
しゆう
)
を決せん——と、きょうの勝てる敵家康へ、
雪辱
(
せつじょく
)
の意を示して、展開した。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「姉川の敗北も、これで
雪辱
(
せつじょく
)
したというもの。幾らか、胸がはれた」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「きょうこそ、きのうの
雪辱
(
せつじょく
)
を」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“雪”で始まる語句
雪
雪崩
雪駄
雪洞
雪隠
雪解
雪白
雪踏
雪舟
雪沓