“沢潟”の読み方と例文
読み方割合
おもだか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結句、古鈔本中、ヒトノシニスルの訓あり、略解りゃくげでヒトノシニセシとんだ。第四句コフルニ(沢潟おもだか)の訓がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
息子の小次郎直家は、沢潟おもだかを濃く摺りこんだ直垂に、ふしなわ目の鎧を着こみ、西楼せいろうという白葦毛に乗った。旗差しの侍は、黄塵きじんの直垂、小桜を黄に染めた鎧、黄河原毛きかわらげの馬に乗った。