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のこり
ふりがな文庫
“のこり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
残
56.3%
残余
15.6%
殘
12.5%
余水
3.1%
残炭
3.1%
残部
3.1%
残酒
3.1%
遺憾
3.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
残
(逆引き)
孰
(
いず
)
れも勇気
凛々
(
りんりん
)
、今日を限りにこの痛快無比の旅行と別るるのが
残
(
のこり
)
多いようにも思われ、またこの
行
(
こう
)
を
了
(
おわ
)
ったという得意の念もあった。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
のこり(残)の例文をもっと
(18作品)
見る
残余
(逆引き)
残余
(
のこり
)
の儀式は壮麗なものだったが時々彼方此方で来会者がくすくす笑った。馬鹿な奴だ。教会は笑う処じゃない。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
のこり(残余)の例文をもっと
(5作品)
見る
殘
(逆引き)
渡
(
わた
)
し
殘
(
のこり
)
六十兩は
己
(
おのれ
)
が
物
(
もの
)
とし是迄に
掠取
(
かすめとり
)
し金と合せ見るに今は七百兩餘に成ければ
最早
(
もはや
)
長居
(
ながゐ
)
は成難しと或日
役所
(
やくしよ
)
にて
態
(
わざ
)
と
聊
(
いさゝ
)
かの
不調法
(
ぶてうはふ
)
を仕出し主人へ申譯
立難
(
たちがた
)
しとて
書置
(
かきおき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
のこり(殘)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
余水
(逆引き)
老爺が
手桶
(
ておけ
)
に汲んで来てくれた水を、竹の
柄杓
(
ひしゃく
)
で一口飲んで、
余水
(
のこり
)
を敷居越しに往還へ投げ捨てて、柄杓を手桶に差し込んでホッと息をつく。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
のこり(余水)の例文をもっと
(1作品)
見る
残炭
(逆引き)
残炭
(
のこり
)
を
下検分
(
したみ
)
に廻わった二等機関士のチャプリン
髭
(
ひげ
)
が、俺の部屋へ転がり込んで来た。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
のこり(残炭)の例文をもっと
(1作品)
見る
残部
(逆引き)
燐薬の
作用
(
はたらき
)
で、一
週
(
まわ
)
りを経ている死人がまるで生きているように
新鮮
(
あざやか
)
だったことなぞも、平兵衛は
頭
(
てん
)
から気に留めなかったが、庭の隅を掘って屍の
残部
(
のこり
)
を埋めるだけの用心は忘れなかった。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
のこり(残部)の例文をもっと
(1作品)
見る
残酒
(逆引き)
貞之進は冷たくなった
猪口
(
ちょく
)
の
残酒
(
のこり
)
を飲干し、顫えまいと力を入れるほど顫えて、口へは遣らずやっぱり膳へ
置
(
おい
)
たが、その時小歌は考え附いたか、たしかあなたは
過日
(
このあいだ
)
鳴鳳楼でと云うと
油地獄
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
のこり(残酒)の例文をもっと
(1作品)
見る
遺憾
(逆引き)
然し余等は無人境のホンの入口まで来たばかり、せめてキトウス山見ゆるあたりまで行かずに此まゝ帰って了うのは、甚
遺憾
(
のこり
)
多かった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
のこり(遺憾)の例文をもっと
(1作品)
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