“余水”の読み方と例文
読み方割合
のこり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老爺が手桶ておけに汲んで来てくれた水を、竹の柄杓ひしゃくで一口飲んで、余水のこりを敷居越しに往還へ投げ捨てて、柄杓を手桶に差し込んでホッと息をつく。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)