“枢”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
くるる52.2%
とぼそ26.1%
ひつぎ8.7%
くるま4.3%
くろゝ4.3%
トボソ4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“枢”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
私はまた、曲り角で、きっと、そっ立停たちどまって、しばらくって、カタリとくるるのおりるのを聞いたんです。
女客 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と言って米友は立ち上って、土間へ下り、関守氏が入って来たところの出入口をぴったりと締めきって、くるるをカタリとおろしてしまい、
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
とぼそがまるで、おしちぎられでもするかと思うほど、音に力のこもって来た時、ちょうど、鶏が鳴いた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
とぼそ落ちては月常住じやうぢゆうともしびかかぐ——と、云ふところを書くところが
一人の無名作家 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
間もなくひつぎという四方ばりまないたせて焼かれてしまった。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一礼を述べてのちわたしがほんのこころばかりの御礼の品にもと、かねてその娘が死せし際に、そのひつぎに納めたという、その家に古くより伝わった古鏡こきょうと、それに、今切落きりおとした娘の黒髪とを形見に残して
雪の透く袖 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)
コールタで塗った門の扉がたしかにあるので、そっと手をかけてみると扉のくるまはすぐ落ちた。
水魔 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
かゝる結構な物を毒とは何ういう理由わけもっとも其の時に盜跖とうせきという大盗賊が手下に話すに、れはいものが出来た、戸のくろゝに塗る時は音がせずにひら
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
トボソがまるで、おしちぎられでもするかと思ふほど、音に力のこもつて来た時、ちようど、鶏が鳴いた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)