“枢要”の読み方と例文
読み方割合
すうよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名前は言えぬが、軍にはちゃんと、枢要すうようの地位にある人で、わしらの共鳴者がおったのだ。とは言え入手にはすこぶる苦心したものだ。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
あってもないようなものの存在が、国家の枢要すうようなところに、名だけをもっている時代ほど、怖ろしいものはない。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いくら研究の自由だからと言っても、ちゃんと大学令に、国家に枢要すうようなる研究の蘊奥うんのうを極めとある以上、(本当はそんなことは書いてないが)国家に害あるような研究を
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)