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枢機
ふりがな文庫
“枢機”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すうき
94.1%
くるま
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すうき
(逆引き)
「上天文に通じ、下地理を
暁
(
さと
)
り、謀略は管仲、
楽毅
(
がっき
)
に劣らず、
枢機
(
すうき
)
の才は孫子、呉子にも並ぶ者といっても過言ではないでしょう」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ペンクは名実共にゲハイムラートであって、時々カイザーから呼立てられてドイツの領土国策の
枢機
(
すうき
)
に参与していたようである。
ベルリン大学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
枢機(すうき)の例文をもっと
(16作品)
見る
くるま
(逆引き)
そう女房をはげましつつ、地下道のどんづまりまで来て手さぐりで、
揚
(
あ
)
げ
蓋
(
ぶた
)
を起す
枢機
(
くるま
)
をまさぐるのだった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
枢機(くるま)の例文をもっと
(1作品)
見る
“枢機”の意味
《名詞》
枢機(すうき)
物事の肝要な所。かなめ。要点。枢要。「枢」は「くるる(開き戸の回転軸)」、「機」は「弩の引き金」の意。
重要な政務。
(出典:Wiktionary)
枢
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“枢”で始まる語句
枢
枢要
枢密院
枢軸
枢戸
枢軸国側
枢密顧問
枢密
枢廟
枢星
“枢機”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治
佐々木邦
中里介山
国枝史郎
夏目漱石
寺田寅彦
坂口安吾