“枢機”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すうき94.1%
くるま5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「上天文に通じ、下地理をさとり、謀略は管仲、楽毅がっきに劣らず、枢機すうきの才は孫子、呉子にも並ぶ者といっても過言ではないでしょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ペンクは名実共にゲハイムラートであって、時々カイザーから呼立てられてドイツの領土国策の枢機すうきに参与していたようである。
ベルリン大学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
そう女房をはげましつつ、地下道のどんづまりまで来て手さぐりで、ぶたを起す枢機くるまをまさぐるのだった。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)