トボソ)” の例文
旧字:
トボソがまるで、おしちぎられでもするかと思ふほど、音に力のこもつて来た時、ちようど、鶏が鳴いた。其きりぴつたり、戸にあたる者もなくなつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)