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老僕
ふりがな文庫
“老僕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうぼく
42.9%
おとな
14.3%
おやぢ
14.3%
おやじ
7.1%
じい
7.1%
じいや
7.1%
じゞい
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうぼく
(逆引き)
数間
(
かずま
)
の
爺
(
じい
)
やのことは、ツイうっかりしてまだ一
度
(
ど
)
もお
風評
(
うわさ
)
を
致
(
いた
)
しませんでしたが、これは、むかし
鎌倉
(
かまくら
)
の
実家
(
さと
)
に
仕
(
つか
)
えていた
老僕
(
ろうぼく
)
なのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
老僕(ろうぼく)の例文をもっと
(6作品)
見る
おとな
(逆引き)
二十年来、蔵人に仕えている
老僕
(
おとな
)
の話では、
納戸
(
ぬりごめ
)
の板敷を這って逃げまわるのを、ひと時、
立身
(
たちみ
)
になって冷然と見おろし
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
老僕(おとな)の例文をもっと
(2作品)
見る
おやぢ
(逆引き)
最
(
もつと
)
も
便
(
たより
)
よきは
年
(
とし
)
こそ
取
(
と
)
つたれ、
大根
(
だいこん
)
も
引
(
ひ
)
く、
屋根
(
やね
)
も
葺
(
ふ
)
く、
水
(
みづ
)
も
汲
(
く
)
めば
米
(
こめ
)
も
搗
(
つ
)
く、
達者
(
たつしや
)
なればと、この
老僕
(
おやぢ
)
を
擇
(
えら
)
んだのが、
大
(
おほい
)
なる
過失
(
くわしつ
)
になつた。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
老僕(おやぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おやじ
(逆引き)
慣れたものが
居
(
お
)
らんければ不都合ゆえ、織江が忠平に其の手紙を見せまして、先へ忠平を帰しましたから、
米藏
(
よねぞう
)
という
老僕
(
おやじ
)
に提灯を持たして小梅の御中屋敷を
立出
(
たちい
)
で
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老僕(おやじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
じい
(逆引き)
だん/\聞けば腹ア
大
(
でか
)
くなって
赤児
(
ねゝこ
)
が出来てみれば、奉公は出来ねえ、そんならばとって男を誘い出して、済みませんから
老僕
(
じい
)
や詫言をしてくんろってよ、どうかまアね、本当に
好
(
え
)
いお
侍
(
さむれえ
)
だよ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老僕(じい)の例文をもっと
(1作品)
見る
じいや
(逆引き)
若「はい、
私
(
わたくし
)
の処の親父の
存生中
(
ぞんしょうちゅう
)
から奉公して居ります
老僕
(
じいや
)
ですが、こゝで逢いましたのは誠に幸いな事で」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老僕(じいや)の例文をもっと
(1作品)
見る
じゞい
(逆引き)
其の
後
(
ご
)
渡邊織江が同年の三月五日に一人の娘を連れて、
喜六
(
きろく
)
という
老僕
(
じゞい
)
に供をさせて、
飛鳥山
(
あすかやま
)
へまいりました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
老僕(じゞい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“老僕”の意味
《名詞》
高齢の下僕。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
僕
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
“老僕”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
イワン・ツルゲーネフ
長谷川伸
作者不詳
アントン・チェーホフ
三遊亭円朝
樋口一葉
久生十蘭
萩原朔太郎
泉鏡花