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老僕
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おとな
ふりがな文庫
“
老僕
(
おとな
)” の例文
二十年来、蔵人に仕えている
老僕
(
おとな
)
の話では、
納戸
(
ぬりごめ
)
の板敷を這って逃げまわるのを、ひと時、
立身
(
たちみ
)
になって冷然と見おろし
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
付村の
探訪
(
めあかし
)
薩摩傳助
(
さつまでんすけ
)
赤貝
(
あかがひ
)
六藏の二人を
連
(
つれ
)
咽
(
のど
)
の
乾
(
かわ
)
きし體にて此寺へ這入り水を
乞
(
こひ
)
て
飮
(
のま
)
んとし
乍
(
なが
)
ら樣子を
窺
(
うかゞ
)
ひ居たるにお芳は
味噌
(
みそ
)
が
足
(
たら
)
ぬとて臺所へ來り
老僕
(
おとな
)
に味噌を出させるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
二十日の午後、蔵人は
老僕
(
おとな
)
の作左衛門を居間に呼んで
無惨やな
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“老僕”の意味
《名詞》
高齢の下僕。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
僕
常用漢字
中学
部首:⼈
14画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女