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爺
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ぢぢい
ふりがな文庫
“
爺
(
ぢぢい
)” の例文
真紅
(
まつか
)
な奴が枝も裂けさうになツてるのへ、真先に僕が木登りして、
漸々
(
やうやう
)
手が林檎に届く所まで登ツた時、「誰だ」ツてノソノソ出て来たのは、そら、あの畑番の六助
爺
(
ぢぢい
)
だよ。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「この
爺
(
ぢぢい
)
め、なか/\の
奴
(
やつ
)
だ。しかし今度は
真似
(
まね
)
ができまい。」
風変りな決闘
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
踊らしめさるゝ、踊らしめさるゝ、ノエル
爺
(
ぢぢい
)
の音に合せて!
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
「五十一、もう
爺
(
ぢぢい
)
ですわね」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
自分は実際、この計算と来ると、
吝嗇
(
しみつたれ
)
な金持の
爺
(
ぢぢい
)
が己の財産を勘定して見る時の様に、ニコ/\ものでは兎ても
行
(
や
)
れないのである。極楽から地獄! この永劫の宣告を下したものは誰か、抑々誰か。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“爺(おじいさん)”の解説
おじいさん(お爺さん/お祖父さん)は、日本語において、直系尊属2親等にあたる男性(祖父)、もしくは高齢の男性を指す一般語として使用される。対義語はおばあさん、または孫息子。
(出典:Wikipedia)
爺
漢検準1級
部首:⽗
13画
“爺”を含む語句
老爺
阿爺
爺様
親爺
父爺
爺々
爺婆
因業爺
爺奴
爺親
狸爺
中爺
山爺
爺樣
好々爺
御爺
国姓爺
花咲爺
爺仁
頑固爺
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