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祖父
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ぢぢい
ふりがな文庫
“
祖父
(
ぢぢい
)” の例文
そこでわしたち子供一同は一塊りに寄りたかつて、老いこんでもう五年の余も
煖炉
(
ペチカ
)
から下りて来ない
祖父
(
ぢぢい
)
の話に聴き入つたものぢや。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
祖父
(
ぢぢい
)
は四角な字をば読んだ人でござんす、つまりは私のやうな気違ひで、世に益のない
反古紙
(
ほごがみ
)
をこしらへしに、版をばお
上
(
かみ
)
から止められたとやら、ゆるされぬとかにて断食して死んださうに御座んす
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
さて、ものの百年も前には、死んだ
祖父
(
ぢぢい
)
の話では、こんな村など、誰ひとり知つてゐる者は無かつたさうぢや。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
わしの
祖父
(
ぢぢい
)
の親身の叔母が、そのころ今のオポシュニャンスカヤ街道で居酒屋をやつてゐたが、そこでよく
ディカーニカ近郷夜話 前篇:04 イワン・クパーラの前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
⦅馬鹿な奴ぢやて、こんな良い煙草は、彼奴の親爺も
祖父
(
ぢぢい
)
も嗅いだことはなかつたらうに!⦆そこで、また、彼は掘りにかかつた——土はやはらかで、鋤が楽にとほると、何かカチッと音がした。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:05 呪禁のかかつた土地
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“祖父”で始まる語句
祖父様
祖父樣
祖父殿
祖父母
祖父祖母
祖父様方
祖父江出羽守
祖父上
祖父児
祖父君