“がたな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.3%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たわむれに居合をぬいて、随分ずいぶん好きであったけれども、世の中に武芸の話が流行すると同時に、居合がたなはすっかり奥に仕舞しまい込んで
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
すると、大名の人形が、左手ゆんでを小さがたなつかにかけながら、右手めて中啓ちゅうけいで、与六をさしまねいで、こう云う事を云いつける。
野呂松人形 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
さしも目覚めざましかりける手腕てなみの程も見る見るやうや四途乱しどろになりて、彼は敢無あへなくもこの時よりお俊の為に頼みがたなき味方となれり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)