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僉議
ふりがな文庫
“僉議”の読み方と例文
読み方
割合
せんぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんぎ
(逆引き)
朝廷が尊氏討伐を決定してこれを公卿
僉議
(
せんぎ
)
に
宣
(
せん
)
したのは、十一月に入ってからのことにはちがいないが、その幾日頃であったろうか。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「女(が)見返す」と見るか、「女(を)見返す」と見るかの相違であるが、そうやかましく
僉議
(
せんぎ
)
するほどのこともあるまいと思われる。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
猿一つして板一枚草一把を儲けて橋に渡し、
筏
(
いかだ
)
に組みて竜宮城へ渡らんといいければ、小猿の
僉議
(
せんぎ
)
に任せて、各板一枚草一把を構えて橋に渡し、筏に組みて自然に竜宮城に至れば、竜王
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
僉議(せんぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
“僉議”の意味
《名詞》
多くの人数が集まって行う討議。
(出典:Wiktionary)
僉
漢検1級
部首:⼈
13画
議
常用漢字
小4
部首:⾔
20画
“僉”で始まる語句
僉
僉事
僉載
検索の候補
御僉議
公卿僉議
“僉議”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
南方熊楠
吉川英治
谷崎潤一郎