マツ)” の例文
ほき旋転あそばされて、マツりつゞけて出来た御酒ぞと言ふのか、少彦名のはじめた呪詞を、神人がほきマツり続けて、作られた御酒ぞ、ともとれる。
どちらにしても、こゝのまつるは、少彦名自身が、自分の呪詞を自らマツられたり、献り来られた御酒だとは言へない。併し、まつるに呪詞を唱へると言ふ義のあることは知れる。