“嫡男”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃくなん79.3%
ちやくなん17.2%
チャクナン3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大和国神戸(かんべ)ノ庄(しょう)、小柳生城(こやぎゅうじょう)の主(あるじ)、柳生美作守家厳(みまさかのかみいえとし)の嫡男(ちゃくなん)として生れ、産れ落ちた嬰児(えいじ)の時から、体はあまり丈夫なほうでなかった。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
親戚の者より同医に謀(はか)る所ありしに、義侠(ぎけふ)に富める人なりければ直ちに承諾し、己(おの)れ未(いま)だ一子(いつし)だになきを幸ひ、嫡男(ちやくなん)として役所に届出(とゞけい)でられぬ。
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
「どうも、せっかくな時に、おいでなすったな。……じつあ、史(し)の若旦那(彼ハ以前、コノ近県切ッテノ大荘院(オオジョウヤ)ノ嫡男(チャクナン))は、あいにく、つい先頃からここにはおいでなさらねえんで」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)