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ちゃくなん
ふりがな文庫
“ちゃくなん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
チャクナン
語句
割合
嫡男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫡男
(逆引き)
嫡男
(
ちゃくなん
)
の正広と云う人があるが、その人とは分けても仲が悪くて、よく
喧嘩
(
けんか
)
をすること、光代自身は見ていないが、激して来ると兄貴を殴ったりもしかねないと云う話であること
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かの国にて世を終らんかなどの事をさえ打ち明くるに至りければ、妾もまたその情に撃たれつつ、
御身
(
おんみ
)
は妾と異なりて、財産家の
嫡男
(
ちゃくなん
)
に生れ給い、
一度
(
ひとたび
)
洋行してミシガン大学の業を
卒
(
お
)
え
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
それにしても
右
(
みぎ
)
の
所謂
(
いわゆる
)
『
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
』とは
何人
(
なんびと
)
か?
本文
(
ほんぶん
)
をお
読
(
よ
)
みになれば
判
(
わか
)
る
通
(
とほ
)
り、この
女性
(
じょせい
)
こそは
相州
(
そうしゅう
)
三浦
(
みうら
)
新井城主
(
あらいじょうしゅ
)
の
嫡男
(
ちゃくなん
)
荒次郎
(
あらじろう
)
義光
(
よしみつ
)
の
奥方
(
おくがた
)
として
相当
(
そうとう
)
世
(
よ
)
に
知
(
し
)
られている
人
(
ひと
)
なのであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
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チャクナン