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惟然
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いぜん
ふりがな文庫
“
惟然
(
いぜん
)” の例文
かつて一度は同じ連衆に参加した者の間にすら、
後々
(
のちのち
)
は異説を生じ、
越人
(
えつじん
)
と
支考
(
しこう
)
、
許六
(
きょりく
)
と
惟然
(
いぜん
)
などは互いに
罵
(
ののし
)
りまた争っていたのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「若葉吹風さら/\となりながら」という
惟然
(
いぜん
)
の句は、若葉の風の爽な感じを主としたものであるが、時間は句の上に現れず、眼に訴える分子があまり多くない。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
更
(
ふ
)
け行くや
水田
(
みずた
)
の上の天の川
惟然
(
いぜん
)
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
凩
(
こがらし
)
や
刈田
(
かりた
)
のあとの
鉄気水
(
かなけみず
)
惟然
(
いぜん
)
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
惟然
(
いぜん
)
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
惟
漢検準1級
部首:⼼
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“惟然”で始まる語句
惟然坊