“後々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のちのち52.3%
あとあと22.7%
のち/\11.4%
あと/\9.1%
あと2.3%
だん/\2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“後々”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗習慣・民俗学・民族学8.7%
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌6.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
山の神も女神でまた山全体の刀自と認められていたために、後々のちのち杓子を献ずることになったのかも知れないのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この時の事は後々のちのちまで渋江の家の一つ話になっていたが、五百は人のその功を称するごとに、じて席をのがれたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
父はと言へば御維新の後々あとあとまでもチヨン髷をゆひ、「玉蟲たまむしのやうに光る着物を着た」好い男と言はれた。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
「この不幸の中で、私も、今更、叔父上と喧嘩したくもありません。どうくやんでも始まらないことだ。それよりは、後々あとあとだが」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と拾つた男は後々のち/\まで噂をしながら、その竿で鱚を釣り、蟹を釣り、ある時は剽軽へうきん章魚たこを釣つて笑つたりした。
すこしは父御てゝご可愛かわゆがつて後々のち/\あのためにもなりませう
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「さうだ、あの千円をこの男に呉れてやらう、相手は裁判官だ、また後々あと/\の都合もある事だから。」
己になり代ってうちのおっかアに孝行をして呉れるようにくれ/″\も後々あと/\の事を頼む
伝三郎の言を借りると、千恵造は、「後々あとへ別嬪な女子おなごをもらって、勝負した(うまくやったという意)」のだ。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
女の子を一人貰つて育てゝ、今は十五になるが、後々だん/\呂昇はんのやうな娘義太夫ぎだいふにすると云つて、文樂の男太夫をとこだいふに本式の稽古をして貰つて居る。
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)