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後々
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あと/\
ふりがな文庫
“
後々
(
あと/\
)” の例文
篤
(
とく
)
と私の志を述べて、暫く命を
存
(
なが
)
らえて、己になり代って
家
(
うち
)
のお
母
(
っかア
)
に孝行をして呉れるようにくれ/″\も
後々
(
あと/\
)
の事を頼む
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「さうだ、あの千円をこの男に呉れてやらう、相手は裁判官だ、また
後々
(
あと/\
)
の都合もある事だから。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
その
四邊
(
あたり
)
の水、恰も鍋中の湯の
滾沸
(
こんふつ
)
せるが如くなり。ジエンナロはいづかたに避くるかと問へり。少年は
後々
(
あと/\
)
といへり。われ。されば又全島を巡らんとするか。少年。風なき方の岩に沿うて漕がん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
これ忰手前なア何うかして助けたいが、実は
迚
(
とて
)
も助からぬ事と存じて居ろうが、
後々
(
あと/\
)
の事には心を残さず往生致せ、縁有って手前の家内に成って
居
(
い
)
るお繼という此の娘は私が引取って剣術を仕込み
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
買いくれよと云いかけられ是非無く殺害したるに新助殿妻おふみ殿の
兄御
(
あにご
)
とは露知らず昨夜の物語に始めて知り兄
良人
(
おっと
)
の
仇
(
あだ
)
申訳相立たず自害致し相果て候我等なき
後々
(
あと/\
)
は我が財産は松山の
御子達
(
おこたち
)
へ引渡し候処
実証
(
じっしょう
)
なり松山の家名は二人の子供を
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
々
3画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世