“のち/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後々75.0%
後來16.7%
後〻8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしやう不運ふうんはゝそだつより繼母御まゝはゝごなり御手おてかけなりかなふたひとそだてゝもらふたら、すこしは父御てゝご可愛かわゆがつて後々のち/\あのためにもなりませう
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
知りたりとて故障のあるではなけれど、氣まづき思ひをさせるだけが厭やなれば、おもてだちたる事の整はざるさまに、何とか宜き手段もあらば、お新が爲の後來のち/\もわるからぬやう
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
だ/\有るがちよつと胸にうかばない、這麼こんなふう業躰げふていが違つてるのです、さうして、後〻のち/\硯友社員けんいうしやいんとして文壇ぶんだんに立つた川上眉山かはかみびさん巌谷小波いはやせうは江見水蔭えみすゐいん中村花痩なかむらくわさう広津柳浪ひろつりうらう渡部乙羽わたなべおとは
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)