“江見水蔭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えみすいいん71.4%
えみすゐいん28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わけても最近の『文芸倶楽部ぶんげいクラブ』(大正四年十一月号)に出でし江見水蔭えみすいいんが『水さび』と題せし一篇の如き我身には取分けてきょう深し。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「十一階が二葉亭だわ。それと、漣山人さざなみさんじん。十階に広津柳浪ひろつりゅうろう江見水蔭えみすいいんよ。五階目通過中に川上眉山人びざんじんがいる。いい気味だわ。」
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
そしてその方の幹事は江見水蔭えみすゐいんがしてゐるから、詳細はそこに行つて聞き給へと附け加へてあつた。
紅葉山人訪問記 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
だ/\有るがちよつと胸にうかばない、這麼こんなふう業躰げふていが違つてるのです、さうして、後〻のち/\硯友社員けんいうしやいんとして文壇ぶんだんに立つた川上眉山かはかみびさん巌谷小波いはやせうは江見水蔭えみすゐいん中村花痩なかむらくわさう広津柳浪ひろつりうらう渡部乙羽わたなべおとは
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)