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浴客
ふりがな文庫
“浴客”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よくかく
33.3%
よっきゃく
22.2%
おきゃく
11.1%
きゃく
11.1%
よくきやく
11.1%
よっかく
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よくかく
(逆引き)
先生が
昨日
(
きのう
)
のように騒がしい
浴客
(
よくかく
)
の中を通り抜けて、一人で泳ぎ出した時、私は急にその
後
(
あと
)
が追い掛けたくなった。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
浴客(よくかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
よっきゃく
(逆引き)
稀
(
たま
)
に、山越えの諸国担ぎ売りが宿をとるくらいのもので、もとより
浴客
(
よっきゃく
)
などはないのだから、温泉とはいっても、沢の底の奇巌のあいだに噴き出るに任せ、
溢
(
あふ
)
るるままに
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
浴客(よっきゃく)の例文をもっと
(2作品)
見る
おきゃく
(逆引き)
ともかく、二人の
先触
(
さきぶ
)
れ小僧が、小川湯へつくと、
他
(
ほか
)
に
浴客
(
おきゃく
)
があろうがなかろうが、
衣類
(
きもの
)
の
脱
(
ぬ
)
ぎ場をパッパッと掃きはじめ、
蓙
(
ござ
)
を敷く、よきところへ着物を脱ぐ入れものをおく。
旧聞日本橋:23 鉄くそぶとり(続旧聞日本橋・その二)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
浴客(おきゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
きゃく
(逆引き)
ちょうど七ツさがり、暑いさかりで、
浴客
(
きゃく
)
はほんの二三人。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
浴客(きゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
よくきやく
(逆引き)
梢
(
こずゑ
)
は
三階
(
さんがい
)
の
高樓
(
かうろう
)
の
屋根
(
やね
)
を
抽
(
ぬ
)
き、
枝
(
えだ
)
は
川
(
かは
)
の
半
(
なか
)
ばへ
差蔽
(
さしおほ
)
うた
槻
(
けやき
)
の
下
(
した
)
に、
片手
(
かたて
)
に
番傘
(
ばんがさ
)
を、トンと
肩
(
かた
)
に
持
(
も
)
たせながら、
片手釣
(
かたてづり
)
で
輕
(
かる
)
く
岩魚
(
いはな
)
を
釣
(
つ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
浴客
(
よくきやく
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
える。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
浴客(よくきやく)の例文をもっと
(1作品)
見る
よっかく
(逆引き)
冬向は一切
浴客
(
よっかく
)
はありませんで、
野猪
(
しし
)
、狼、猿の
類
(
たぐい
)
、
鷺
(
さぎ
)
の
進
(
しん
)
、
雁九郎
(
かりくろう
)
などと云う珍客に明け渡して、旅籠屋は泊の町へ引上げるくらい。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
浴客(よっかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
浴
常用漢字
小4
部首:⽔
10画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“浴”で始まる語句
浴衣
浴
浴槽
浴室
浴衣地
浴衣姿
浴主
浴場
浴後
浴湯
“浴客”のふりがなが多い著者
林不忘
泉鏡太郎
夏目漱石
長谷川時雨
泉鏡花
久生十蘭
森鴎外
海野十三