“おきゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嫖客33.3%
御客33.3%
浴客33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、満月に三人の嫖客おきゃくが附いていた。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
れは夫れとして、扨松木に五代と云うものは捕虜ほりょでもなければ御客おきゃくでもない、何しろ英の軍艦に乗込んで横浜に来たにちがいはない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ともかく、二人の先触さきぶれ小僧が、小川湯へつくと、ほか浴客おきゃくがあろうがなかろうが、衣類きものぎ場をパッパッと掃きはじめ、ござを敷く、よきところへ着物を脱ぐ入れものをおく。