“おきやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御客37.5%
止宿人37.5%
華客25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このまざるによりしひてと申譯もなしと云ふに亭主は大いによろこびて早々さう/\彌助やすけをよび我等より御客おきやくさまへ御詫おわびも申上たるに早速御勘辨下されたり然れども是にこり以來いらいよく/\氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
止宿人おきやくの方でも、根が愚鈍な淡白きさく者だけに面白がつて盛んに揶揄からかふ。
菊池君 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
理髪店とこやの店は、其頃兎や角一人前になつたノロ勘が譲られたので、たつた一軒しか無い僥倖しあはせには、其が抜けた無駄口に華客おきやくを減らす事もなく、かの凸凹の大きな姿見が、今猶人の顔を長く見せたり
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)