“とくゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
得意50.0%
華客50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る者は漁業に巧にして或る者は鳥獸捕獲に巧に、或る者はものめうを得、或る者は籠細工かごさいく得意とくゐとすと云ふが如き事はコロボックル社會しやくわいりしことなるべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
武村兵曹たけむらへいそういささか得意とくゐいろうかべてはなうごめかしたが、軍艦ぐんかん」の甲板かんぱんには仲々なか/\豪傑がうけつる。
隣り町のお華客とくゐまで、酒を持つて行つて居るし、丁稚でつちの品吉は、店から出たり入つたり、四半刻とも落着かないし、若旦那の眞太郎は、町内の櫻湯へ行つたといふのは大嘘おほうそ
「園子さんは、僕の仲間で、同時にお華客とくゐなんです。尤も、お華客は今日からですが……」
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)