“ひょうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嫖客55.6%
飄客33.3%
馮㴶11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千住の遊廓くるわでは嫖客ひょうかくが、日本橋の往来では商家の手代が、下谷池之端したやいけのはたでは老人の易者が、深川木場では荷揚げ人足が、本所回向院えこういんでは僧が殺された。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ともかく首尾よくこの飄客ひょうかくの体の上を、無断通過することに成功したけれど、あとからの前世の敵は、それに成功すべくして途中で意外な魔手にさまたげられたというだけのことでありました。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
応賢の二人は比丘びくと称し、程済は道人どうじんと称して、常に左右に侍し、馮㴶ひょうかく馬二子ばじしと称し、郭節かくせつ雪菴せつあんと称し、宋和そうか雲門僧うんもんそうと称し、趙天泰ちょうてんたい衣葛翁いかつおうと称し
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ごう二十二人、兵部侍郎へいぶじろう廖平りょうへい刑部侍郎けいぶじろう金焦きんしょう編修へんしゅう趙天泰ちょうてんたい検討けんとう程亨ていこう按察使あんさつし王良おうりょう参政さんせい蔡運さいうん刑部郎中けいぶろうちゅう梁田玉りょうでんぎょく中書舎人ちゅうしょしゃじん梁良玉りょうりょうぎょく梁中節りょうちゅうせつ宋和そうか郭節かくせつ刑部司務けいぶしむ馮㴶ひょうかく鎮撫ちんぶ牛景先ぎゅうけいせん王資おうし劉仲りゅうちゅう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)