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先触
ふりがな文庫
“先触”のいろいろな読み方と例文
旧字:
先觸
読み方
割合
さきぶ
52.2%
さきぶれ
47.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきぶ
(逆引き)
「そこらまでは、沿道の村々みな、
先触
(
さきぶ
)
れどおり、兵糧、
松明
(
たいまつ
)
の供えなど、抜かりなきよう見えたが——この辺には、行届いておらぬかにみゆるが」
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六月十日に着いた将軍の御召馬は、言わば西から続々殺到して来る関東方の
先触
(
さきぶ
)
れに過ぎなかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
先触(さきぶ)の例文をもっと
(12作品)
見る
さきぶれ
(逆引き)
新任の勤番支配が何用あって、
先触
(
さきぶれ
)
もなく自身出向いて来られたかということは、この家の執事を少なからず
狼狽
(
ろうばい
)
させました。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そしてまた、この愛情が
先触
(
さきぶれ
)
にすぎなかったも一つの新しい愛は、クリストフの心を奪い、そこにあるあらゆる他の光を薄らがせてしまった。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
先触(さきぶれ)の例文をもっと
(11作品)
見る
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
触
常用漢字
中学
部首:⾓
13画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手
検索の候補
御先触
下座先触
“先触”のふりがなが多い著者
中里介山
徳冨蘆花
ロマン・ロラン
吉川英治
島崎藤村
林不忘
長谷川時雨
永井荷風
海野十三
山本周五郎