“さきぶれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先触71.4%
前触14.3%
先布令7.1%
前駆7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナニ、やる奴に限って先触さきぶれは致しませんな、ただほんのイタズラでございますよ、おどかしに過ぎませんよ」
「これは重大だ。ひょっとすると、一大椿事発生ちんじはっせい先触さきぶれかもしれない。みなさん、ゆだんなく気をつけて下さい」
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この対面たいめんにつきては前以まえもっ指導役しどうやくのおじいさんからちょっと前触さきぶれがありました。
国元の父庄右衛門が前触さきぶれもなくにわかに出京して
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
サアおいでだというお先布令さきぶれがあると、昔堅気むかしかたぎの百姓たちが一同に炬火たいまつをふりらして、我先われさきと二里も三里も出揃でぞろって、お待受まちうけをするのです。
忘れ形見 (新字新仮名) / 若松賤子(著)
あの越後路から飯山あたりへかけて、毎年まいとし降る大雪の前駆さきぶれが最早やつて来たかと思はせるやうな空模様。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)