“さきとも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先供83.3%
前駆16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「東海道は一本道じゃ。江戸のほうからまいる旅人に気をつけるようにと、先供さきともによく申せよ。どうも余は、今にも主水正から使いがありそうな気がしてならぬ」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
したゝめ翌日をおそしと待請まちうけける時に享保十年十月十六日酒井さかゐ讃岐守殿先供さきともとほり掛らんとする處へ六十ばかりの男と廿三四さいの女の如何にもやつれたる状かみみだし打しほれし有樣ありさまにて竹にさしたる訴訟そしよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
紺足袋こんたび福草履ふくぞうりでお前駆さきともで見廻って歩きます、お中屋敷は小梅で、此処これへお出でのおりも、未だお部屋住ゆえ大したお供ではございませんが、權六がお供をして上野の袴腰はかまごしを通りかゝりました時に
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)