“袴腰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかまごし95.0%
はかま5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまり昔の国境は今と違って沼の中央から北に向って大江沢を遡り、大江山から南下して袴腰はかまごし山に達したものではあるまいか。
上州の古図と山名 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
そこを出るとすぐ、何か、荒々しい皺嗄しわがれた声が、大玄関の方で聞えた。孫太夫はもう袴腰はかまごしがすこし曲って見える年齢としである。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こひと、寧子ねねは、又右衛門の左右から、衣紋えもんよ、袴腰はかまよと、手を添えた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)